海はあらゆる川を受け入れる
久しぶりにピートのソロアルバム「チャイニーズ・アイズ」(本当は「オール・ザ・ベスト・カウボーイ・ハズ・チャイニーズ・アイズ」(また言うけど長っ))を聴いた。
ラストの「スリット・スカート」は前から好きだったけど、久々に聴くと、こんなに良い曲だったかと思った。ひたすら聞こえるギターのカッティング、キャッチーなメロディ、簡素で思いのこもった歌詞。まだ若々しいピートのボーカルもなかなか良い。
80年代のフーの新譜があまり良い出来ではなかったからといって、ピートの才能が枯渇したわけでも何でもないのが伺える。
さて、これらをロジャーのボーカルで聴いたらどうか。まんざらでもないと思う。というか、ピートが自分用に書く曲とフー用に書く曲を分けてしまうのをやめたらいいのにと思ってしまう。このままでいいじゃん。これをフーでやったらどうなるか、ついついファンは思ってしまうのだ。
ピートのソロ作で聴ける「全部ピートのバックコーラス」は曲の世界をクレイジーにしていて好きだけど、ソロ作の良いところはそういうピートのとぼけたクレイジーさだけだよなぁ。だけってのは失礼か。ストイックさも良いところだよね。でもそういう削ぎ落とした豊かな曲達をソロ作に縛り付けておくのは勿体ない気がする。ソロ作が素晴らしいからそう思ってしまうのだけど、いらぬお節介と若いピートにケリを入れられるかしらん。
今のピートだったらどうなんだろう。まだまだクソッタレもケリも健在な気がするが。ロッキング・オンの最新号に、ウッドストック当時のピートの毒舌が生々しく載っている。
| rockin'on (ロッキング・オン) 2009年 07月号 [雑誌] |


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